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第3師団創立49周年 千僧駐屯地創設59周年 記念行事 

カテゴリ:陸上自衛隊

*今回の日記は副会長の辻輝也が担当いたします。。

5月16日、五月晴れの日曜日、兵庫県伊丹市の陸上自衛隊千僧駐屯地において、第3師団創立49周年と千僧駐屯地創設59周年の記念行事が開催されました。今回、近畿ブロック防衛協会青年部会の会長に就任された鷺岡会長とともに3師団よりご招待いただき参加させていただきました。

この千僧駐屯地は国道171号線によって南北に分断された珍しい駐屯地です。ちなみに地図で見ると、北側は広畑、南側は千僧という地名になっています。司令部の建物があるのが北側、よって藤師団長の名刺には伊丹市広畑一丁目一番地と記されています。一方、観閲式が実施されるグラウンドがあるのは南側です。これらの両敷地を自衛隊専用の歩道橋で繋いでいます。
1正門

国道に面した駐屯地ということで、関西では非常に認知度の高い駐屯地であると思います。千僧駐屯地は、警察予備隊の第3管区総監部として昭和27年1月に創設されました。10年後の昭和37年、方面管区制の施行により第3管区隊から第3師団に改編されました。これゆえ、第3師団は創立49周年、千僧駐屯地は創設59周年と相成ります。

師団というのは独立した作戦行動のとれる作戦基本部隊です。第3師団の部隊編成は、まず歩兵部隊(自衛隊では普通科と言います)が3つ、福知山の第7、伊丹の第36、そして信太山の第37普通科連隊です。続いて、第3後方支援連隊、第3特科隊、第3戦車大隊、第3高射特科大隊、第3施設大隊、第3通信大隊、第3師団司令部付隊、第3偵察隊、第3飛行隊、第3特殊武器防護隊、第3音楽隊と近畿2府2県の8個駐屯地に13個部隊を配置し、近畿2府4県の防衛・警備・災害派遣を任務としています。

2整列

観閲式では第3師団隷下の各部隊が整列し、グラウンドを埋め尽くしました。それを取り囲むように来賓や各支援協力団体関係者、そして一般参加した多くの国民が熱い眼差しを注いでいました。縦横のラインが奇麗に通り、乱れることなくビシッと整列した姿は、流石は自衛隊と唸らせるものでした。

実は私は消防団員でございまして、毎年正月の出初式では茨木市役所前のグラウンドにビシッと整列します。しかし、普段は各々が仕事を持ち、休日を使って訓練をしている我々消防団員は、体型もまちまち、錬度と気合もばらついているということで、なかなか見栄えがしないんだと思います。

3大庭
(正面は37普通科連隊の大庭連隊長。目から闘魂を出し続けながら約1時間全く動かずに立っている姿に敬服)

それに比べて(比べる方が間違っていますが)職業軍人たる自衛隊員の一糸乱れぬ整列や行進、号令に対する機敏な動作は本当に見ていて気持ちがいいものです。こういった基本動作が大切なのは、社会全般に共通だと思います。先般、とある80代の自衛隊協力者の方と話をしていると、大学生が整列できないので驚いたと申されました。曰く、小学校で「前に倣え」や「番号」など教えられていないのだとか。教えるべきはきっちりと教え、叩き込まねばなりません。

冒頭に藤師団長が式辞を述べられました。世界情勢は核軍縮のような動きがある一方、人種・宗教が火種となった争いは絶えず、テロが頻発するなど不確実な要素に満ちている。日本を取り巻く状況を見ても、北朝鮮の核開発や、中国人民解放軍の近代化といった問題がある。国内に目を向けると、新防衛大綱の策定、東南海・南海地震対策、人道復興支援と、自衛隊は行動して結果を出す時代になったと力強く申されました。あらゆる事態に即時的確に即応する自衛隊たれと発破をかけられました。

4塩じい

来賓は大阪府知事の代理で木村副知事、滋賀県防衛協会の河本会長、第3師団を励ます会の会長である塩川正十郎氏、それに7名の衆参国会議員が祝辞を述べられました。とりわけ塩川正十郎氏は米寿の高齢を感じさせない野太い声で、隊員に対する深い愛情を感じさせる、短くも胸を打つ話をされ、その人格者振りがありありと伝わるお姿でありました。

5ヘリ編隊

マーチを奏でる第3音楽隊が先頭を切った観閲行進では、第36普通科連隊の溌剌とした徒歩行進に続き、多種多様な車両が目の前を通り過ぎ、息つく暇もありませんでした。

6戦車

特に観客の注目を集めたのは、第3飛行隊の6機のヘリコプターによる編隊飛行と、地響きと砂煙を立てて通り過ぎる第3戦車大隊の行進でした。

7ヘリボン

観閲行進に引き続き実施された訓練展示では、ヘリボンによる隊員の降下が展示されましたが、この時のハプニングが印象深かったです。ホバリングするヘリが巻き上げた砂嵐が観客席に襲い掛かったのです。こりゃたまらんということで、皆身を伏せ顔を覆っていましたが、砂嵐をやり過ごすと、臨場感があっていい経験が出来たと苦笑いしていました。

8砂嵐

作戦が佳境に入ると、大砲と戦車が空砲をぶっ放し、響き渡る轟音と、腹に伝わる衝撃波で会場の興奮も最高潮に達しました。これだけの至近距離で戦車が空包射撃するわけですから、その迫力といったら半端じゃありません。近隣に駐車された乗用車の防犯アラームも、異常を察知しけたたましくブザー音を鳴らしておりました。

9大砲

市街地でこれだけのドンパチをやっても、実に苦情はゼロだそうです。千僧駐屯地と近隣の相互理解と良好な関係を非常に嬉しく思います。迫力と圧巻の訓練展示でありました。

10戦車

第3師団の錬度の高さに敬服しました。厳しい訓練を重ね、常に備えている自衛隊に改めて感謝の念を抱きました。

12遊具

国道の北側では、エアー式の遊具が2体置かれ子供で賑わっていました。

11体験

また、レンジャー体験ということで、小学生以下を対象とした綱渡り体験が実施されており、子供が目を輝かせて挑戦していました。

13模擬店

自衛隊員による模擬店も大いに賑わっており、通りは大変な人だかりでした。

私自身は今回初めて第3師団の記念行事に参加させて頂いた訳ですが、まず印象として感じたのは、非常に幅広い層の参加者が訪れ、それぞれに楽しい一日を過ごしているなということです。13,000人の観衆が訪れたということですが、非常に素晴らしいことだと思います。戦車の空包射撃やヘリボンなど見所も多く、自衛隊ファンを増やすのに非常に効果のある記念行事であると感じました。来年はより多くの声掛けを行い、自衛隊の素晴らしい姿を見てもらい、自衛隊ファンになってもらおうと思います。

※ 第3師団のホームページにより沢山の写真があります。
http://www.mod.go.jp/gsdf/mae/3d/page016.html

後日談:観閲部隊指揮官を務められた山之上副師団長に写真をプレゼントさせて頂いたところ、大変喜んで下さいました。

14山之上

はためく国旗日の丸越しに、輝く二つ星(将補=少将の旗印)を掲げた装甲車に乗る山之上副師団長、凛として男前ですね。

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コメント

元隊員です

懐かしいです千僧駐屯地(^O^)昔々信太山にいたときに 自衛隊記念日のパレードで何回か行きました。もうすっかり様子変わってるでしょうね(*_*)

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