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平成23年度呉地方隊展示訓練in大阪湾 

カテゴリ:海上自衛隊



今回の日記も副会長の 辻輝也 が書かせていただきます。


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9月24日(土)、25日(日)の2日に亘って、標記の訓練が実施されました。
実際に護衛艦に乗艦し、展示訓練を見学するという魅力的な内容で、一般公募には応募が殺到、葉書を何枚も出したのに当たらなかったという嘆きの声も聞かれました。

海上自衛隊の人気行事として、観艦式の名をご存じの方も多いと思いますが、そのミニ版という趣です。
大阪、神戸、阪神基地隊、淡路島、和歌山の5箇所を出港した各艦艇は、訓練海域である淡路島淡路市沖に集結し、艦隊が平行に行き違う形式で訓練が実施されました。

我々大阪防衛協会青年部会メンバー6名は大阪の天保山から、護衛艦「いせ」に4名と護衛艦「せとゆき」に2名、それぞれ乗艦させて頂きました。

いせは今年3月に就役したばかりで、一般人に公開されるのは今回が初めてだそうです。DDH182ということで、DDすなわちDestroyer(護衛艦、国際的には駆逐艦)という分類ですが、明らかに通常の護衛艦とは外見が異なります。

詳しくはこちら→http://www.mod.go.jp/msdf/formal/gallery/ships/dd/hyuga/181.html

また、排水量も13,950tという非常に大きな船です。特徴的なのは全通甲板と言われる、艦首から艦尾までフラットに突き抜けた甲板で、さながら空母のようでもあります。
実際、ヘリコプターの複数機同時発着艦が可能ということで、東日本大震災の際も、同型の護衛艦ひゅうがが災害派遣され、物資の輸送等で大活躍しました。

P1010404[1]

11:30に天保山を出港。音楽隊の軍艦マーチの音色に乗って岸壁を離れます。曳航してもらったタグボートともサヨナラし、10万馬力のエンジンに火を入れ、訓練海域目指して力強く漕ぎ出します。

大阪湾ということもあるのかもしれませんが、甲板に立っていると、広い運動場に居るような錯覚を起こします。短距離ダッシュをしたかったのですが、大人気ないので止めときました。

DSC_1092[1]

甲板でこの訓練の観閲官である呉地方総監の泉海将をお見かけしたので、記念写真をパチリ。訓練海域までの2時間半のクルーズを楽しみました。甲板と格納庫との上り下りは、甲板の前後に2箇所設けられたヘリコプター用のエレベーターを使いました。

実に150畳ほどの大きさのエレベーターで、重量オーバーでブザーが鳴る心配も全くなしです。
エレベーターで格納庫に下りると、そこは陽射しが防げる一大休憩所になっています。毛布が敷かれ、靴を脱いで団欒のお弁当を楽しむ家族も。

P1010410[2]

粋なことに、小編成の自衛隊音楽隊がジャズなどの音楽を奏で、空気を大変柔らかくしていました。子供向けにいくつかの楽曲も用意され、全員が楽しめる小コンサートでした。演奏後は拍手が鳴り止まず、数度のアンコールに応えるという盛り上がりようでした。この音楽隊の演奏が続く間、泉総監が立ったままで、時に参加者と名刺交換や談笑をされながら、最後まで演奏を見守られていたのが印象的でした。

P1010422[1]

楽しいクルーズを楽しんでいると、いよいよ訓練の時間に。甲板から艦尾方向を見渡すと、翻る自衛艦旗の向こうに、隊列を成した自衛艦が。この眺めこそ、海洋国家のまもり、海上自衛隊を象徴する、血湧き肉躍る、美しい艦隊の姿でありました。

P1010428[1]

訓練は観閲官である泉総監が乗艦する旗艦「いせ」が航行しながら、水平逆方向に航行する自衛官や航空機から敬礼を受けます。お互いに航行しながらの観閲は、高度な技術を要するものです。
泉総監は艦橋の上に立たれ、受閲艦の敬礼に応じられ、黄色(イメージ的には金色、将官である印です。)の房の付いた双眼鏡で受閲艦を確認しつつ帽子を振られます。

この一連の所作が何ともスマートで格好いいのです。受閲艦には潜水艦の姿もあり、また、護衛艦「はたかぜ」は主砲から空包射撃を行い、観衆のどよめきを誘っていました。

P1010433[1]

ヘリコプターの展示飛行は、おなじみ艦載機のSH-60Jをはじめ、中には陸上自衛隊から対戦車ヘリコプターAH-1Sコブラも参加していました。海の上で迷彩色のいかついヘリコプターを見ると、一層その強面が強調された感じでした。

動画はこちら→http://youtu.be/mEs7u-RfcFU

観衆の注目と喝采を最も集めたのは、救難飛行艇US-2の着水と離水でしょう。パンフレットにはUS-1Aとの記載でしたが、実際に飛来したのは新型のUS-2でした。波高3メートルもの荒海に着水することが可能な日本が世界に誇る救難飛行艇です。非常にスムーズに着水し、驚くほど短距痢」で軽やかに離水します。

P1010473[1]

約1時間にわたり、盛り沢山に繰り広げられた展示訓練は艦載ヘリSH-60Jの低空飛行で拍手喝采のうちに終了となりました。

ほぼ1日がかりでの大規模な訓練でありました。参加者にとっては普段中々目にすることのない、海上自衛隊の艦艇や航空機を目の当たりにすることができ、改めて海洋国家の守りについて認識を深めて頂けた一日であったと思います。

大阪防衛協会青年部会 副会長 辻輝也
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