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キッズサマーフェスタ 

カテゴリ:海上自衛隊

7月18日(土)、海上自衛隊阪神基地隊において開催された「キッズサマーフェスタ」に行って来ました。この日は3連休の初日ということで道路が大混雑。また、阪神基地隊のある魚崎浜町の駐車場も満車が続出という状況でした。今回のイベントは、潜水艦、護衛艦、飛行艇という3つの目玉があり、大変な盛況でした。キッズという名前から、子どもをメインターゲットにしたイベントであると思いますが、子供連れだけではなく幅広い年齢層の人々で賑わっていました。

キッズサマーフェスタ

飛行艇が飛来する時間になると、南側の岸壁沿いは黒山の人だかりで、全員今か今かと遠くの空を見つめていました。西の空に、低空を飛行する飛行艇の姿を発見すると、あちこちから歓声が起こりました。この日飛来した飛行艇は、岩国飛行基地所属の救難機US-1Aで、偶然にも2日前にかかみがはら航空宇宙科学博物館にて退役機の実機展示を見学したものでした。説明では、4発のプロペラ後流の利用と専用ジェットエンジン駆動による空気の吹き出しなどの高揚力装置や波消し装置によって波高3メートルの荒天の洋上にも安全に離着水できるということで、この性能は世界一ということです。日本の高い技術力を体現した誇るべき飛行艇ですが、さらに嬉しいことに、この機を製造したのは関西の会社である新明和工業株式会社です。しかも、工場は阪神基地隊の目と鼻の先、阪神高速湾岸線の東神戸大橋の向こう側にあります。機体に心があれば今回の飛行は里帰りみたいに感じたかもしれません。


01救難飛行艇

潜水艦の特別公開は、今回のイベントの目玉中の目玉と言って過言ではありません。午前中2時間半、午後1時間45分の公開でしたが、私が会場入りした10時過ぎには既に午後の順番を待つ列が出来ていました。結果的に炎天下での長時間の行列による健康被害に配慮されてか、午後の部については抽選を実施することになり、行列は解散しました。先頭に並んでいた人が隊員に苦情を言う場面もありましたが、多くの来場者にとっては健康面や時間の有効利用という面でメリットが大きく、英断であったと思います。

02潜水艦

潜水艦の行列が解散したお陰で、ゆっくり昼ごはんを食べたり、護衛艦を見学したりすることが出来ました。昼ごはんの一番人気は「名物海軍カレー」300円で、こちらも順番待ちの長蛇の列が出来ていました。この日一般公開された護衛艦は「むらさめ」で、基準排水量4,550tの堂々たる体躯で来場者の目を引いていました。八角形の3次元対空レーダーがマストで回転している様が、軍艦独特の雰囲気を醸し出していました。後から調べて分かったことですが、このレーダーはアメリカから買ったものではなく、三菱電機製の国産品ということです。後部の飛行甲板には哨戒ヘリコプターSH-60Kが展示されており、人気を博していました。

03護衛艦

そして、いよいよ潜水艦乗艦の抽選の時間がやって参りました。沢山の見物客が群がる中で、どうやって抽選を行うのか疑問でしたが、さすがは自衛隊と感心するやり方でした。それは、まず10人を横一列に並べさせて座らせます。次に前の10人の後ろにつく形で、さらに10人を座らせます。この手順で見る見るうちに手際よく10列縦隊が出来上がりました。これで簡単な掛け算で全体の人数が把握できます。そして、当たりくじに適切な数量の空くじを加えることが出来たのです。あとは、前から順にくじを引いていくという寸法です。我が家は、息子○、私×、妻○という結果でしたが、妻が当たりくじを譲ってくれたので、息子と二人で潜水艦に乗艦することが出来ました。見学順路は中部ハッチから垂直はしごを下り、士官室→発令所→発射管室→食堂→機械室と見て回り後部ハッチから出るというものでした。艦内は写真撮影禁止ですので、手荷物や携帯電話は全て岸壁にて預けた上でタラップを渡ります。潜水艦の甲板の上に立ってみると、意外にもフラットで安定しており、停泊している分には歩行にも全く問題がありません。そして、いよいよハッチから垂直はしごを降下。私は体重もウエストも100超なので、うまく降りられるか心配でしたが、問題なく降下出来ました。艦内に神棚がありましたので、まずは賽銭を供え二拝二拍手一拝。発令所では潜望鏡を覗かせて頂きましたが、護衛艦の甲板を歩く人の姿が鮮明に見え、性能の高さをうかがい知ることが出来ました。「空調が良く効いていて涼しいですね。」と自衛官に話しかけたところ、これらは機械を冷やす為の空調で、機械が稼動すれば気温はみるみる上昇するとのことでした。快適なのは停泊中だけのようです。それと、真水は大変貴重であるため、洗面やシャワーでは必要最小限しか水を使わないように工夫しているとのことでした。任務が長くなれば数週間から数ヶ月も潜りっ放しでお天道様を拝めないという、心身ともに強靭でないと務まらない職場です。寝るところも3段ベッドで、ごくごく限られたスペースでした。キッチンは火を使えないということで、全て電気で調理するとのこと。限られたスペースを有効に使って配置された調理器具は、システムキッチンの先駆けとなったそうです。「料理は美味しいですか?」と聞いたところ、「私が料理長です。」と。愚問でした。

04乗艦

今回、キッズサマーフェスタに初めて参加しましたが、参加者の多さと内容の盛り沢山さに感銘を受けました。自衛隊をPRするにはもってこいのイベントであると感じました。参加者はリピーターも多いのでしょうが、普段自衛隊に無関心な層にも、もっともっと足を運んでもらうべく、PRをして行きたいと思います。

05盛上り

文責 副会長 辻 輝也






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特別寄稿 対馬視察 

カテゴリ:基地等見学

5月に教育再生機構大阪の勉強会で、中川昭一代議士のご講演を聴きました。
ご講演の中で、中川先生は日本の安全保障の脆弱さを憂いておられ、核武装の話、中国の軍備増強の話、そして対馬の話をされました。限られた時間であり、詳しいところまではお話をされませんでしたが、議員団で視察に訪れたところ、海上自衛隊の基地の周りが韓国資本に買収されているなど、辺要の地としては看過できない状況にあると危機感を示されました。

その後、宮本雅史氏編著の「対馬が危ない」を読み進めるにつれ、一度現地に行ってみたいと思うようになりました。そんな時、たまたま日本JC(社団法人日本青年会議所)のホームページを見ていたら、全国100名ほどのメンバーを募って、現地の視察を行うとともに、対馬市民も巻き込んでフォーラムを開催するとの記事を発見しました。私自身は昨年JCを卒業しましたので、参加していいものかどうか若干迷いましたが、これも何かの縁ということで、厚かましく現役諸君に混じって対馬に行って参りました。

対馬視察団はJCメンバーが安里会頭以下約100名、加えて1泊2日の全行程ご一緒頂いた有識者が、株式会社独立総合研究所より、社長であり首席研究員の青山繁晴先生、同研究所自然科学部長の青山千春博士、財団法人ディフェンスリサーチセンターより古澤忠彦先生(元海将・第34代舞鶴地方総監)の3名。更に1日目の視察には、外間守吉沖縄県与那国町長、対馬防衛協会の小松津代志事務局長の両名にもご同行頂きました。

1司令説明

まず、対馬市商工会美津島支所にて、海上自衛隊対馬防備隊司令の廣野1佐から、対馬における海上自衛隊の歴史と現状についての説明を聴きました。終わり近くのスライドで、基地周辺を空撮した写真が示されました。そこには、自衛隊の敷地が赤囲いで示されると共に、韓国資本に買収され韓国系宿泊施設になっている土地が黄色囲いで示されていました。

2基地周辺


まさに隣地を買収されている状況がまざまざと見て取れます。そして、質疑応答の際に、視察団の目を覚まさせる鋭い質問が青山繁晴先生の口から放たれました。「ご説明では、対馬の海上自衛隊の任務は、情報収集と監視がメインで、戦闘部隊がいないという理解でよろしいか?」と。廣野司令は力なく肯定されました。そうなんです。朝鮮半島から僅か50kmに位置し、長い歴史の中で幾度も外敵の攻撃にさらされて来た辺要の地、対馬を守る海上自衛隊には艦船が一隻もないのです。

3基地視察

その後、海上自衛隊対馬防備隊本部に実際に足を運びました。ご批判を恐れずに言わせてもらえば「何じゃこりゃ?」というのが第一印象です。5月に中川先生のお話を聴いた時は、「国境を守る対馬の海上自衛隊本部には貴重な情報や任務があるであろう。隣地からの諜報にさらされて大丈夫なのか?」「隣地を押さえられて、有事の際に艦艇の入出港に問題はないのか?」との疑問を持ちました。

しかし、実際に見た基地は、そんな心配以前のか弱い姿でした。まず、海上自衛隊の基地であるにも拘わらず岸壁がありません。基地の正門前の公道を挟んで小さな浮き桟橋があるのみです。沖合にブイが2つあり、2,500tクラスの艦艇は係留できるとの説明でした。要するに現状では護衛艦を配備することは不可能なのです。

4基地フェンス


基地内は写真撮影禁止ということでしたが、特に目を引くものはありませんでした。フェンスには「立入禁止、写真撮影禁止」と日本語とハングルで併記された看板がつけられています。説明では、韓国人観光客は民家でも平気で立ち入って記念写真を撮るとのことで、日本人の常識からは考えられないとのことでした。

そして、いよいよ問題の韓国資本に買収された土地に足を踏み入れました。「Tsushima Resort」という名前の施設ですが、リゾートホテルというような立派なものではなく、コテージ村といった感じです。食事の提供もないということで、コカコーラの自動販売機がぽつんとひとつ置かれていました。我々が視察した時は人影もなく閑散としていました。


5行幸啓記念の日

驚くべきは敷地内に「行幸啓記念の碑」が存在するということです。平成2年、この土地が真珠工場であった際に、天皇皇后両陛下が視察に来られ、それを記念して碑が立てられました。しかし現在では、韓国資本の施設内にあって、自由に見ることが出来ないという悲しい状態です。この土地は旧海軍の土地でもあり、石積みの立派な岸壁があり、近代土木遺産にも指定されているそうです。海上自衛隊の基地としては、むしろこちらの方が適地ではないかという感想を持ちました。

【総括】このまま書き進めると際限なく文字数が膨らみそうなので、視察で感じたことを箇条書きにして締めたいと思います。

・ 国境の島としての守りが不十分。陸海空の自衛隊があるというのは名ばかり。艦船も航空機も ゼ ロ。レンジャーで固められた陸自の精鋭部隊がいるが、人を抑止力にする前に、艦船、航空機を配備すべきである。

・ 対馬の経済は疲弊しており、人口流出に歯止めがかからない。韓国からの観光客の経済効果を期待することも排除できない。対馬に人が住み続け、活き活きとした経済活動が出来る環境を国が整えなければならない。それが国益につながる。

・ 国際交流大いに結構。しかし、相手国の歴史・文化を尊重せず、また自然破壊に繋がる行為を反復継続する者は受け入れるべきではない。また、国際交流とは相手国におもねることではない。自国を愛し、相手との違いを認めることを通して、共通のルールを見出すことである。

・ 日本は世界第6位の面積の排他的経済水域を有するが、それは国境の島を守ってこそ。海底には石炭、石油、天然ガスに次ぐ第4の資源「メタンハイドレート」が豊富にあり、日本が資源大国になる可能性があるという。国境や国益に国民がもっと拘らなければならない。

・ 町長がゲスト参加された与那国島は、日本の最西端の島であるが、状況はさらにひどく、高等学校がなく、企業らしい企業がない。「島を守るにも自衛隊が来てくれないので、台湾の軍隊にお願いして守ってもらおうかと思っている。」というきつい冗談が町長の口から出て、大変ショッキングであった。しかし、本日朗報が飛び込んできた。浜田防衛大臣が与那国島を訪れ、同島への陸上自衛隊の部隊配置を検討する考えを示したという。本当に喜ばしいことだ。

・ 同じものを見聞きしても、青山繁晴先生の観察眼と洞察力が素晴らしく、思いもしなかったことを問題提起されるのに感銘を受けた。天賦の才に加え、記者・研究者として培ってこられた能力とは存ずるが、我々凡人も物事を鵜呑みにすることなく、真実を見極める情熱を持たなければならないと思った。

文責 副会長 辻輝也

戦車試乗・演習場施設研修 

カテゴリ:陸上自衛隊

7月4日青年部会勉強会として今津駐屯地にて研修を行いました。
伊丹駅よりマイクロバスで約2時間、琵琶湖湖畔を北上すると近畿地区で最も大きな「あいば野演習場」(東西約9キロ、南北約4キロ)が見えてくる。草木がうっそうと茂り、野生の猿や鹿も車窓から見ることができた。マイクロバス内では今回引率いただいた中部方面総監部広報室長の小林博一1陸佐から今津駐屯地に関するブリーフィングをいただいた。バス内でも見ることができるようコンパクトサイズの資料もわざわざ作成いただき細やかな対応に頭が下がる思いがした。この駐屯地は第3戦車大隊等が駐屯する陸上自衛隊の駐屯地で主な駐屯部隊は戦車部隊で、第3師団と第10師団の2つの師団の戦車隊がそれぞれ駐屯する全国でも珍しい駐屯地である。

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駐屯地に到着後第10戦車大隊の第4中隊長から戦車大隊についてのブリーフィングをいただいた。この資料もわざわざ私たちのために多くの時間を割いてA4の紙をたくさんつなぎ合わせて手作りいただきありがたく思った。多くの自衛官の汗が垣間見える資料であった。

彼らが私たちの生命と財産を守るため日々どのような訓練をしているのか、大阪からはるか離れた今津の地でいつ起こるか分からない有事に備えて自らの身体と精神を鍛え、私たち国民の負託に応えようとしている。その責任感と使命感にあふれる中隊長の光輝くまなざしを見て会員一同は一言も聞きもらすまいと熱心に説明を聞いていた。質疑応答も予定の時間を超過するほどたくさんの質問がありブリーフィングの内容の良さを証明したかのようであった。

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戦車試乗は2名ひと組でヘルメットと車内用の無線を装着して実際に指揮者の指示が聞こえるようになっており、操作手が瞬時に指揮者の指示に対応できるという実戦さながらの動きを見せていただいた。74式戦車は現在873両調達され、重量38トン最高速度50キロという性能で近くで見たらすごい迫力で乗車して走るとディーゼルエンジンの轟音が、腹に染み渡り会員全員驚きと衝撃の試乗となった。

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そのあと屋内の基本射撃場を見学させていただき、最新式の射撃シュミレーターも見学しました。
隊員がいざという時に備えてこのような訓練をされているということは国民のほとんどが知るべくもなくこのような訓練の積み重ねによって私たち国民が守られまたこのように訓練をされている自衛官そのものが我が国の抑止力となっていること改めて感じた。

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昼食は隊員食堂で隊員の皆様と一緒にいただきました。実に栄養バランスを考えた内容で担当の方は今日はもうひとついいものはないと謙遜されていましたがヒジキや野菜サラダ、クリームシチューもなんとも上手に作られていることにびっくりした。ご飯は麦が入っており隊員のエネルギーの源となっていること、新入隊員の多い部隊は麦ごはんのところが多いということも聞くことができた。我が国を守ってもらっている戦士と共に食事ができることに対して会員は感謝し、飯一粒も残さず食事を終えた。丸刈りの新入隊員も多く在籍しあちらこちらで小隊ごとに「いただきます!」「ごちそうさまでした!」と大きな声であいさつをする姿を見聞き背筋が伸びる気がした。

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最後に金吹敞舎を見学。演習場での訓練は普通天幕(テント)を使って野外で寝るのだが訓練の最終日にこの施設を使って休むらしい。といっても掘立ボロ小屋でかび臭が充満し年月を感じさせる建物ですごいとしか言えない物であった。

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今回参加した会員25名はほとんどが若手経営者の方々で、自分たちが普段安穏と経済活動に携わることができるのは彼ら自衛官のおかげであること。国の守りがあってこそ生活があるということ。私たちの代わりに日本全国でまた海外で、苦しい訓練に耐え平和と安全のために頑張っている方々が存在するということを再確認する素晴らしい研修となった。


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自衛隊を知ること、自衛隊の活動を知ることが国民層の中で絶対的に不足していることは事実である。彼らは本当に純粋な心で自分の命をかけて私たちの生命と財産を守ってくれている。そのための訓練は想像を絶するほど苦しいものである。その苦しい訓練も近隣や市町村に遠慮し気を使いながらされていると聞く。バカな話としか言いようがない。自衛隊員が本当に気持ちよく誇りを持って任務に当たれるような環境を作り、常に「ほめられ」「認められ」「期待される」「最も尊い」職業のナンバー1が自衛官と言われる社会を私たち国民自身が構築しないといけないと心から思う。

もっと頑張れ自衛隊!必ずや君たちの時代は訪れる。君たち一人ひとりが日本の宝だ!

鷺岡和徳


37普通科連隊レンジャー帰還式in信太山駐屯地 

カテゴリ:陸上自衛隊

6月22日(月)に信太山駐屯地を訪れ、レンジャー帰還式に参列させて頂きました。レンジャーについての説明は、末尾に参考文献より引用させて頂くとして、当日私が生で見させて頂いた印象と感想を述べさせて頂きたいと思います。

13時から帰還式ということで、30分ほど前に駐屯地入りし、広報室で地元の支援団体の方とお話をさせて頂きながら待っておりました。そうすると、戦闘服に身を包んだ隊員が続々と登場し、駐屯地内の道路の両脇を埋め尽くして行きました。時間となり、我々もその道路を通って所定の場所へと案内されました。

1帰還

ほどなくして、音楽隊が演奏を開始すると、場の雰囲気が一気に高まります。遠くで上がった歓声が徐々に近付いて来て、やがてレンジャー達の姿が目に飛び込んで来ました。率直に申し上げて一種独特な異様な光景でした。迷彩のペイントを施した顔には表情がありません。大きな荷物と武器を背負い、その戦闘服は黒ずんでおり、これまでの壮絶な訓練を物語っています。後ろを行進するレンジャー教官の戦闘服は奇麗で明るく、ハットも軽やかで、前後のコントラストは強烈でした。

2徽章授与

レンジャー帰還式では、大庭連隊長より全ての課程を成し遂げたレンジャー学生12名に対し、ダイヤモンドと月桂樹の栄えあるレンジャー徽章が授けられました。レンジャー徽章に赤いリボンを通したものを、大庭連隊長がひとりひとりの首にメダルをかける様に授与されました。授与の前には、学生が自分の名前を叫ぶのですが、僅かに残された力を振り絞っているような叫び声でした。徽章を授かり、連隊長に労いで肩を叩かれると感極まる学生もおり、非常に感動的でありました。

今までの訓練が非常に困難で厳しいものであったればこそ、それを克服し成し遂げた達成感はいかばかりでしょうか。人生において、このような困難に敢えて立ち向かい、それを克服し、自分を高めていくことは素晴らしいことです。彼らの勇気と根性に感動しました。我々も皆それぞれのステージで、彼らのように積極果敢に挑戦し自分を高め、社会に貢献せねばという思いを強くしました。

3記念写真

文責 副会長 辻輝也


以下参考文献引用 「知っておきたい!!自衛隊100科」 防衛弘済会 (文/渡邉陽子)

 レンジャー教育は、主として挺進行動により困難な状況を克服しつつ任務を完遂する能力および精神力を身につけるのが目的。そのため訓練は過酷を極め、2力月半の教育を終えた直後は人相が変わっているほどやつれている隊員も珍しくない。

「飯は食うものと思うな、道は歩くものと思うな、夜は寝るものと思うな、休みはあるものと思うな、教官・助教は神様と思え」というレンジャー五訓を聞くだけでも、その壮絶な訓練が想像できる。
レンジャー訓練の参加希望者には、普通科、野戦特科、機甲科といった戦闘職種の隊員が多い。まずは体力検定や水泳テスト、身体検査などの素養試験を受けるのだが、この時点ですでにかなり高いハードルを設定している。これをクリアしない限り、訓練に参加することはできない。さらに、訓練に参加できることになっても精神的,肉体的についていけなくて脱落する者、けがで原隊復帰する者も出てくる。

訓練が始まると、指導官の指示には絶対服従が鉄則。すべての指示に対して返事は「レンジャー!」のみ。 基礎訓練では胆力テスト(いわゆる度胸試し)、懸垂降下訓練、生存自活訓練、水路潜入訓練など、基礎的な技術を身につける訓練が中心となる。行動訓練は、さまざまな想定に基づいて任務達成を目指す訓練だ。これまでの訓練で身に付けた知識や技術を最大限に生かし、合計9想定をクリアしていかなければならない。

最終想定では飢えと渇きに苦しみつつ、40キロ以上ある装備を背負い、不眠不休に近い状態で訓練をこなしていく。 最終想定を終えてそのまま駐屯地へ向かうと、家族や仲間たちが拍手で迎えてくれる。ダイヤモンドと月桂樹のレンジャー徽章を授与されるときは、過酷な訓練をやり遂げた達成感で涙を流す隊員も。

なお、「レンジャー部隊」という名の部隊は存在しないが、レンジャー隊員を多く擁する部隊としては、第1空挺団、西部方面普通科連隊、特殊作戦群、冬季戦技教育隊、対馬警備隊などが挙げられる。なお、レンジャー教官になると徽章は銀色から金色にグレードアップする。
    




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